10/25 Creative Gear主催「Griffons Market」さいたま新都心HEAVEN’S ROCK VJ-3


今日はなんか文字が大きいです。

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あの伝説を横目に、

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こちらの伝説にお邪魔して来ました。
新都心には沢山のピロピロさんがいらっしゃいましたね。
ピロピロって打つと ♪(´ε` ) が候補に挙がるiPhoneのおキャンっぷりは枚挙に暇がありません。


前日はえんそくさんがお隣の伝説とご謁見なされてたそうですので。
この日はいつにも増して なにやらステージのスケールがでっけー感じしました。
ライブ感ホールクラス。


堂々としたステージングで各々方が、ザザン!って前に出てらして 揃い踏みするシルエットなんて 貫禄あって観えたっすなー。ライクア必殺仕事人。


ただでさえ帯びっぱなしのカリスマ性が、伝説さん方から伝染して戻っていらしたかなっていうそれ。テッテレー!


SSAが齎したご恩恵溢るるさらなるご恩恵に満ちた夢のようなセットリがこちら。テレレレッテレー!

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わー!ぎゃー!!!
変化球勝負曲集に震えます。


まんずもうコドチャ始まりは幕開け感が並々ならない。
そして、後列他バンギャ勢の皆さんの、
………え?それなに?という目線も並々ならない。


٩( 'ω' )و 


この日も音が鳴った瞬間の耳の幸せさがすごくて、一息で潤沢に満ち足りた感ありました。
懐いている音楽の凄みってありますね。オートで心が開くよなー。コナンのCM前のスピードで。
一曲目からメンバーさんがバッキバキで、テンションがスパーン!しました。
客席でのあんなに巧妙な身振り手振り 初見の方からしたら、えええええ?!っていうアレでしょうに熱量がジュ…!って上がった感じありました。
曲中竿隊の皆さんがスピンしとられたなー…!!アレうふうふしますね。


1999ではメンバーさんの立ち位置入り乱れてらしたような気がします。
のびのび我が物顔みたいのが嬉しみだったですねー。
ラップゾーン直前に、えんそくさんの助さん格さんな両端男前組ミドさんクラオカさんがバッ…!!!って両腕突き出したり開いたりして、
Are You Ready?すんのがもー…たまらんですね。
ぶっ壊せ。みたいな副音声がオバンギャの頭上からは勝手に聞こえています。
ウィームーッシュ⁽⁽◝( ˙ ꒳ ˙ )◜⁾⁾


MCでは 鋼鉄のMという曲紹介に
「今どよめいた人はニワカですね。」
という総統による前振りに、はい!すいません!の極みだったんですけれども。
今思えば、この日はピロピロさん向けに仕込んであったんでしょうか。
個人的には、もうずっと、ひたすらに、再会を待ち焦がれお慕い申していた 『空は青大地は桜』に、
ああああああああ名曲。゜(゜´Д`゜)゜。
ってなったんでしたが。
これもしかしたら、
鋼鉄→マッドスカイ
空は青→クリアスカイ
っていうピエロさんに対する曲名オマージュというか。
そういう踏襲。
そうなんでしょうか。
違うかもしれんのですけど。
オシャレさ代官山級。
そうなんですよ。
えんそくさんって文科系なんです。
楽曲はロック・オペラと称されるほどの 戯曲を彷彿とさせる物語性に満ちていて。
ライブは思想と肉体の融合の為に全力疾走しているような舞台感あります。
よろしくお願いします٩( 'ω' )و 


MCでは我らが総統様が、キリトさん風に煽りあそばされて
「これ以上言うと怒られます。」
みたいなことを仰ってたの、そこまでを含めての伝統芸能かしら。
それともお客もこういうこと言ったらダメなのかしら。
ただ、キリトさんもこの夜、

「どうか明日からは今を生きてください。とにかく目の前にある今を抱きしめて生きていきましょう。」

と仰ってたそうですので、アレです。私も、今を、生きてます。
どこかから怒られたらすぐ消しますねごめんなさいね。


鋼鉄のMACHIKOの竿隊様方の大暴れっぷりには有頂天になりました。
こんなにカッコよかったんでしたねMACHIKOさん。
クラオカさんのこの日の暴れようが、ジャパニーズニンジャの域を超えてらしてバーサーカーにジョブチェンジされてる勢いでした。かっけえ!
ミドさんのこの度の髪型が、キメどころの陽動に向いているなと感じました。コミカルな要素を見目の随所に纏ってるのになぜだかふざけて見えない風格。クレイジーさ。
ここでだったのかな、竿隊全員でバツっとジャンプのタイミングが揃って暴れ盤の風格バシバシだったんですが。
MPを駆使しているとしか思えない跳躍力に定評のある Joeさんの魔女っ娘っぷりが艶やかだったです。ハッピーハロウィン…†
この名曲は、私がえんそくさんにお世話になる前に、尊敬する他バンギャのお姉さんが、
「えんそくさんの曲で一番好きなのは別のバラードなんだけど。私ね、鋼鉄のMACHIKOという曲は、これから先死ぬまでに何度か、この歌を聞いたり、脳裏で流れたり、目の前に歌詞が浮かんだりする瞬間に恵まれるんだと思うの。知ったからには共感つか共鳴したりして、知らず知らず寄り添ってく曲だと思う。」
みたいなことを言うてて。
潜在的に自分が自分の一番のアンチである 00年代バンギャの聖歌だと思うておりまして。
私もこれ今ヤバいな、泣くかなと思ったんですけど。
MACHIKOわーーーい!って嬉しみが勝って喜色満面でした。あれ?情緒?
MACHIKOちゃんを見習って凛としておりたいもんですな( • ̀ω•́  )✧


戦闘員Mの参加人口の幅が広かったすね。箱を埋める8割強が完璧だったんでは。
こんなに動員だったんだ…!!!って嬉しみ。
ピエロさんが実家のお姉さん方はモード:ピエラーの戦闘服でいらしてたので、この日の戦闘員勢の戦闘力の高そうさは随一だったです。
総統による口上の最中にかな?ホモズさんが、上手下手の前までせり出して、それぞれのギターでお互いを狙い撃ちしてらっしゃっいました。
この編成になってからのえんそくさんというのは、総統閣下とクラオカさんによる ぶち上げから鎮静化まで直情叙情詩型のステージを構成なさる上手と、ミドさんJoeさんによるトリッキーでコケティッシュなテクニック型でステージを支配する下手として、それぞれを統治されておいでな印象なんですが。
Mみたいな楽曲になると、各々方のキャラクターがドーン!と立ったままステージ上にも一体感が産まれるのが壮観だなって思います。我々が、えんそくです感。恍惚とするやつです。
この日のセトリは、いい意味で玄人向けで。みんなで一緒に誰もはぐれないように みたいなのより、ここまで来い!って叫んで頂くのにテンション発狂する我々から上の世代のバンギャ向けな感じで、それがバチンと機能してる気がした、惚れ惚れとしたMでしたなー。


待望の空は青は、やっぱし綺麗でした。
うっとりしてしまうというか、楽曲に耳をすます時、もう半ば葉加瀬太郎さん観てる心境に近いです。情熱大陸
「ライブの良し悪しはミッドテンポの曲やバラード曲が、心にスッと入ってくるかで決まる。」
というのは、勝手に懐いている好事家のお姉さんの持論なんですが。
この日の空は青は、繊細な旋律の美しさに、ぶうさんのボーカルがそれまでの右肩上がりの熱量を昇華するようにのっていて、ここでまさかの感溢るるこの楽曲が綺麗にライブの流れに溶け込んでましたなー。すげぇ…
なんかこの曲は勝手に特別視していて。曲と歌詞がね別々に好きなんですよね。急になんですけども。
最初に曲を聴いて、こんなに綺麗な曲もされるんですか?うそ?すごくない?と思うたところで歌詞を読んだんですよね。
して、この歌詞が意外だったんですね。V系的にはそんなにアレなのかもだけど。非常に男性性の剥き身さが表れておいでで。女の本音を綴った文芸は多々あれど、男の人の本音っぽいものが描かれてる文章って稀少じゃないですか?

ぶうさんは言葉でもって まさかの情景を描く方だなって思ったものでした。

えんそくさんの歌詞はすんげえ男性的で、だけど男の人が普通隠すんじゃなかろうかというところを歌ったりもするなと思うんです。
ぶうさんしか書き出そうと思えないところを つまびらかにしてあるなと思って。そこにはぶうさんにしか書けない訴求力が産まれるので、エモいんですよね。
あくまで個人的になんですが、空は青はそんな それが単独で機能するに十分な歌詞が、聴こえる曲の感触と、別の作用で入ってくる不思議な曲だなと思うて、好きです。
映画のワンシーンで主人公が助けてください!と叫んで泣いて、画面外で平井堅さんが瞳を閉じて君を想うって歌うじゃないですか。客は森山さんの助けてください!という叫びを聞いて、平井さんの旋律を聴いて泣くじゃないですか。
普通は歌詞と曲が相まって100%を志すところ、えんそくさんの曲ってなんかそんな。詞も曲も100%を目掛けてるので足して200%になってる感じ。
それぞれが独立した完成品でもある2つのピースが、螺旋状に掛け合わされ 同方向のベクトルで持って、相乗効果が生じる。
あんな感覚があって、空は青はその代表格というか、ライブで拝見すると ああいう、あんまり音楽に帯びたことない感激があって好きです。ただ好きですって話です。

すげーカッコよかったっすな…(*´꒳`*)!


正しい世界の終わり方の 音楽家然とした、楽団然としたえんそくさんが好きです。
ぶうさんが ずっとこの歌を歌い続けていられるように、というようなことを曲中に仰ってらした気がする。
じんと来ました。
よりによって私が言いますが。救済とかね、本当はする必要ないんですよバンドマン様のお仕事じゃないんです。
なぜ宗教がなくならないか。なぜそれが巨大産業たり得るのか。
この世は真っ逆さまの闇だからでしょう、キリないんですよね。
病は気から、本人に助かる気がなきゃ助からない。
ほんで、助かった人から順々に、消費の果てに救済は宗教は、必要なくなるじゃないですか。
健康な人に取り縋る杖はいらないんですよ。え理不尽過ぎないですか?

でもそんなの表現なさる当事者なんだから 我らが御本尊様方はご存知でらっしゃる筈じゃないですか。
その上で尚、全身全霊で救済を叫んでおいでのえんそくさんは、かっけーなと思います。
叫ばなくっても、かっけーなですが。それはそれです。
誰よりこの方々が幸せになるべきだろと。
彼らの作品に共鳴する戦闘員は戦闘員然として、やっぱり笑っていたいなと。もう高笑い気味でいたいなと。
この曲に寄せて感じました。


ほんでペンは楽しい!
もう本当楽しい!
アドレナリンの限りを尽くさせて頂いたなー。
多分ペンで、ミドさんがJoeさんのギターさんをちょいちょいって、触ったらダメそうなツマミを片っ端から調整狂わしていくていのアレをなさっていらした…
あれはいつ見ても良いものですね…†

最後、当たり前のように余韻として多幸感を振り撒いてハケていかれるメンバーさんのお背中が好きです。
エンターテイナーのお背中でおいで。


持ち時間 驚きの長さで嬉しかった埼玉でした。
お隣の伝説:ピエロさんがなにせ一大宗派でいらっしゃるので、そちらの信徒の方々が喜び勇んでお隣から続々とログインして行かれる様は、頼もしさしかなくて嬉しみでした。
前夜のご招待に Joeさんがまさかのお留守番でいらしたみたいでしたので、
あああああああああああ( ; ω ; )
ってなったアレを、是非ともえんそくさん公演@SSAで果たしたいものです。