惡道行進にうってつけの日【k】


誰かの受け売りですが。
ステージの上は「いかに自分を使い切れるか」に賭ける男性の世界で。
ステージの下は「幸せになりたい」女の園。
こんなにボーダーラインごし、存在意義が平行線の嗜好品が他にあるのかね。
そこがショービジネスのおもしろいとこなのかな。


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SEが誘う高揚感に、
充満する香水は、ヴィヴィアンとジルスチュアートとクロエとエンジェルハートの合わせ技。
皆一様に斜に構えて、バンドさんのなさること以外には何の期待もないから、そこで起こること以外にはやたらと傲慢な女子の箱詰めが、忠誠のあまりステージに首部を垂れて 啓示を待つ。
みたいな感じが 開演前のイメージ。

だったけどこの頃、バンギャの期待感に滲むのは 親愛 が主流っぽい。

一国家築いていらっしゃるなと思うバンドさんも2014年だからか、どこか一味違う。
ディオーラさんの足下に広がるのは 共鳴 だったり。
リカオンさんの足下に広がるのは 憧憬 だったり するんでないかと思う。

だから、えんそくさんのお膝元にこそ広がらないかなぁ。
咲き乱れるような狂信が。

いやークラオカさんが薄紅色の方のUSBだったんですねー。
いやーカフカですねー。こんばんは。
あれにはなんか嬉しくなっちゃったね。なんでかな。





悪の千年王国をつくった暁には、
悪の千年王国を機能させつづける必要が出るんでしょーね。

いつか生身の生物としては朽ち果てる総統閣下も、
改造人間「人間改造ニンゲン」さんの手にかかれば未来永劫続く不老不死をその手に。

総統様のその心身がゴーストダビング機能によって、どこぞのラボで夜な夜な量産されてたりもするだろうか。
コポコポと。
緑色の羊水の中で、千代に八千代に。
マモーのようにかい?
うんんー…マモーはちょっと。

前進を謳うストーリーテラーを、国が求めるのだからしょうがないさ。
彼は英雄だもの。

そうなの、攻殻機動隊を 観返しています。
アライズはおっかなくてまだ観ていません。
在りし日、アルタ前の義体屋に入る勇気もなかったのです。
ら…ラブストーリーだと…攻殻機動隊がか…!?…いっそころせ…!ってなってます。
観たら絶対、さいこーだったね…って言うくせにね。

少女戦闘員M、踊る。がお題のお絵かき大賞を観覧していたら。
小人戦車さんのフォトジュニックさに改めて気づきまして。

全然関係ないけれども、Mの、
「踊ってないと死ぬ」ってよ! ってフレーズに 舞踏病 っていうさ。
教会こそが行政機関だった19世紀の西洋で、悪魔憑きとして淘汰されてた難病がありましたねと思うて。
その昔 この謎の奇病は毒蜘蛛が原因とされていて、タランテラという舞曲を踊って治療した。
っていう狂ったエピソードに照らし合わせてなお、余りある狂気に満ちた暴れ曲ですよねMって。だいすきです。

そうそう、小人戦車さんって、タチコマ?∧( 'Θ' )∧
って初見で思いませんでしたか。

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…思いませんでしたね。
私はタチコマだったらいいのになって思いました。

4本の足で 公道からビルの側面まで くまなく大都市を滑走して、光化学迷彩、小型ライフル銃・グレネードランチャー装備、ワイヤーアクションまでお手の物の小人戦車さん。

世界滅亡の為にお外で働いた後は、知識の並列化を行う為、全機種大集合のアジトの格納庫に帰ってくる小人戦車さん。

異種間遺伝子交配で産まれた人間とリザードとの合成生命体:トカゲパンクさんの教育係だったりもする小人戦車さん。
高水準の教育プログラムのほとんどが未使用のまま、一緒にEテレばかり観ている小人戦車さん。
お気に入りはニンジャタートルズセサミストリートのトカゲパンクさんの為に、小さな蜘蛛の手遊び歌/The Eensey Weensey Spiderを歌ってあげる小人戦車さん。
たまに足をスルメみたいにかじられて ああああ!って血湧き肉躍る小人戦車さん。

小人戦車全体から絶大な支持を集める  高出力義体の男性型サイボーグ:参謀クラオカさんが、いつも同行させるお気に入りの専用機に与えた天然オイルの影響からか、その一部のAIにゴースト(自我)が宿った可能性が示唆され全廃の危機にさらされたりする小人戦車さん。

しかし、オセロ仲間で ゴーストハッキングがお得意の 東北担当:肩幅レディさんによるバックアップと、総統閣下の気まぐれで、システムアップデート。
全機ゴースト機能搭載の末 一斉現場復帰を果たす小人戦車さん。

彼こそが…総統閣下が腹立つなと思った大人に片っ端から粛清を与えることで世界滅亡を企む 悪の攻勢組織“ウシノシタ団”のマスコット的存在:我らが“小人戦車”さんさ…!



って顔面から出血しそうな程の厨ニ空想劇のおかげで帰りの電車がめちゃたのしかったんですよね。
アイキャントストップマイラブフォーゼム。
おかげさまです!