日々、惡童のススメ。【k】


牧歌的な風景と「ここで会ったが百年目」がすごく合うなーー。
という発見がありました。


USJに杖買いに行きたい系にわかマグルの、
カフカです。


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退勤時間、都会からどこへともなく帰る電車に 感覚の鈍い腰を下ろして 見知った駅を越えて、越えて越えて、やがて田園風景が折り込まれはじめ、風情をはらむ車窓の外を流し見流し見、海を目指している最中ひたすらリピートアフターミーしていました。

ぱーぱーぱぱー ぱーぱぱぱぱぱぱぁ。

瞬きの隙に、いつか見かけた

職人が 丹精込めて作った めんどくさい女

っていう誰かが放り投げたツイットが瞼裏を掠めて、笑い転げたくなったけれども車中だったので眉間にパワーをためて我慢します。
大人ですから。

「戦闘員M」は渋谷駅とか東京駅で、動く歩道の上を歩く時に聴くと背筋が伸びます。
肩で風を切って、髪を首の動作だけで片方の肩に寄せ、ヒールを一刺し一刺しして歩く。

耳の後ろでスイッチの入る音がする頃、

わたしは戦闘員なのだからしゃんとしなければ。

という、えもいわれぬ爽快感が 気分のうろに流れ込んで、その日一日が涼やかに仕上がります。

動く歩道を全駅に配備してくれたまえよ。

そう物思いしている内に車両は湘南についていて。
「ゴードン」に合わせて、ごー。どん。
口パクがてら、日常の延長上に たしかに存在していた非日常に降り立ちます。

スーパー帰りのお母さんと娘さんの、並び立って破顔する様相に貰い笑い。
日焼けした女子高生のありのままの素肌に目を奪われたりもして。
そうだぜ。夏がきてるぜ。と思い至りました。

日焼け止めを買おうと立ち寄ったドラッグストアの薬剤師のおじちゃんに。
どれがいいですかね。
なんつってじゃれつかせて頂いて。

わたしの不気味な愛想笑いなどものともしない彼の、穏やかな物腰やプロフェッショナルな接客に安心していると。
別れ際、伏せ目がちの目尻の皺に照れを滲ませて、
「おきれいな方で緊張しました。」
なんて、不意のいい女扱いまでして頂いたもんですから。

わけもわからず泣きそうになって、
たまらないような気分のやる方なく、
腹の底から、
「ありがとうございます。」
を発声しました。

なんか、彼のその一言で、世界に受け入れられたような気分になったんですよね。





「わーー簡単な女。」

そんな出来事を話したら、愛する美容師さんにそんな風に一蹴されました。
沈黙の直後、お互い破裂した様な爆笑。

せっかく夏だからね!なんて言い合いながらトーンアップしてもろても。
ツヤ?ハリ?え?なんですか?もっと?大きな声で?
と言わんばかりに強気だった数年前みたく、
ホワイトブリーチでも バッシバシのメッシュでも ブレイズでもない こんなのは、
あってないようなもんの些細な変化で。

この変遷を、
「なんかふつーになっちゃったね。」
って親しみを込めて言うて貰えるのがうれしかったので。

「おねえさんもこないだまでホットペッパービューティに、私の理想の人です。ってルフィの画像載せてたのにね。」
と言ったら、アシスタントでついてくれてた可愛いお嬢さんがぎょっとしてて面白かったです。
エースが死んだせいでガチ勢のワンピース離れが深刻なんだって。

「最近は何ていうところに通ってるの?」
「えんそくって言うの。」
「え…!楽しいもんね遠足。」
「そー。ボーカルさんのMCがたまに泉谷しげるみたいでね。」
「おじいちゃんじゃん!」
「そんなことないよ男盛りだよ!」

この辺で、アシスタントの方オススメの ヒム子さんの勇姿 を拝見してた時と同様に、
私たちの両端の席から、なんのお喋りも聞こえてこないことに気づいたので、トーンを落としました。
店内で流して頂いた「1999」のラップ前の イエーーーーーーー! で 右隣のモヒカン刈り中のイカツイお兄さんが、
ビク…っ!としてて面白かったです。
センシティブ。



ここって、なんかそういう、
めんどくさいバンギャルのすいもあまいも無修正でお届けするコンテンツにして行きたいなと思ってるんですけど。

エモさ?なにそれ?よく知らないけど。
なんかそーゆーのを大事にしてゆきたくって。
汎用性高くバンギャルあるあるを ありのままに叩きつけてゆこうと。

多分今一番バンドさんに動員転嫁のできる、
求心力・集客力のある『広くシーンに精通したV系ソムリエ』みたいなツイッターアカウントになって、
色んなバンドを精査しながら、
大本命を推す。
って手法が私たちにはできないから。

もー好きなところ以外は全然興味ないから。
あと心が未熟でツイッターが出来ないから。

だから、ある程度意図的に、
この匿名性をいいことに、

一番機動力のある年齢層:現役ギャ枠のミュっさん。
そろそろちゃんとした方が:いい年ギャ枠のカフカとして。

 わかる。わかるけど、ぜんぜんそうはなりたくない。忌避する。

みたいな立ち位置の、

『なのに気になって読んでしまうブログの人たち』 みたくなって。

いやー だいすけの夏が終わりましたね!
皆さん身の回りの生存率はいかがでしたか?
私の周りは全員生きてます。やっぴっ♡
今年は1人も救急車のお世話になることもなかったようで、生きてれば年々お強くなられて行くのかな。
私?私は蜉蝣通ってないです。
すいません( ˘•ω•˘ )

みたいなテンションのものにしてしまって。
えんそくさんのことは、もっとステルスにマーケティングして行きたいんですけど。
本題は添えるだけ戦法。

だのに、我々のブログ最近、
素直にえんそくさんへの狂愛が前面に出てしまってるな ってちょっと反省してるんですよ。

ゴリ押しされると、そっぽ向きたくなるのが人間心理じゃないですか。

あと、あの「あの子が大好きだから、私はいいやー。」ってヤツとかあるじゃないですか。

でも読み返してみたら、
しょっぱなからえんそくさんの話しかして無いじゃないですか。

だから、どーする?って、
日々のえんそく崇拝トークの合間に 
今一度話し合ったりしてみたんですけど。

しょーがないね(*´・ω・)(・ω・`*)ネー 

ってことになりましたことをここにお伝えしておきます。