8/8 広島CLUB QUATTRO【k】



岡山の男性は色黒なのに、
広島の男性は色白なのはなぜですか?
カフカです。


スーパーで広島の灯篭に目を剥いて、
お友達のお家でお素麺を頂いて、
センバク を観てから。
クラッシュに詣でたので、いやいや芸能人だなぁ!と今更ながら感じいってしまって。
広島という縁もゆかりも無い街でガツンと自分たちのライブをするその人間力と言いますか。マンパワーがね。皆さん着実に上がっておいでだなー。と思いました。


テレビで観た時に、えんそくさんのライブにはテレビという額物が似合うなーと思いましたよ。

わー。わっるいなー。
赤いのに悪いなー。
なんでこんなにジンマさんと違うんだろうなー。
でも、ライブ始めると壮観だもんなー。

今や逆に目に新しいコドチャ衣装がそうさせるのか。
なんだろう 皆さんフィギュアみたいで。
アップとかで抜かれた時や ババン!と立ち姿が引きでハマった時に、
各々方でキャラクターとして磨かれてるところが映るなぁと思いました。
ここ一番のオートクチュールだなー。

ミドさん はかっこいい…ってなるし。
クラオカさん は神々しいし。
Joeさん の立ち振る舞いをはじめとした綺麗さであったり。
みんなだいすき 稔さん の安心感。

そしてまた、ぶうさんだけ隠しきれない生命力というか人間味があってそれもまた ぶうさんの個性なのだなぁと思いました。
ぶうさんだけ すごく 人間だなと。良い意味で。

嘘をついてハッタリをかますのがV系なんだそうなんですけど。
えんそくさんはV系っぽくない。
その象徴たるところのぶうさんが1番人間らしいというのに気づいて、改めて惹かれるバンドさんだなぁと思いました。
全体的にとても良い意味で。

四方八方で好き勝手やっているようで どこを切り取られてもイケるので不思議。魅せますなー。
ライブが楽しいだけではない気がする。
テレビ映えのいいライブをされます。
画面似合うんじゃないか!
って それ見たことか!ってなったんですよ。
あれは動画でうpされたりしてるんでしょうか。
バンギャル各位向け宣材に是非。


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勝手にそんな心持ちで訪れたクラッシュ広島ワードは「仁義なき」。
各所の名物ワードを 広島と言えば!なんて枕詞を付けずにいきなりぶちかますスタイル、好きです。
根が真面目でいらっしゃる。MC練っておいでです。総統は根が、好青年だから。

クアトロはステージが高いステージが高いと聞いてましたが、
ステージが、高い!
幕が空いた瞬間の おおおお!がすごい。
思ってたんとちがう!
コンサート感。そしてまたフェス感に溢れる設営です。

えんそくさんは ご存じ 広いステージが似合うバンドさんなんですけれども、
高いステージもまたとてもお似合いでいらっしゃいます。

ステージ高かったり広かったりすると、
勝手な体感なんですけど、
客席とステージのキリトリ線がよりクリアに引かれる気がして、だから観客側も自由度が上がる気がするんですよねなんか。
のびのび出来ちゃう。
そのこちら側の勝手な開放感と、飛び出してくるような迫力のあるえんそくさんの興行スタイルがとてもマッチしてるのが広いところ似合う似合うと称される所以かなと。
いや、ただ私が広くて高いステージのハコが好きなだけなのかも。
広島クアトロ大好きです。


本日のぶうさんは一味違う。
顔周りは輪郭を隠して下さいと言ってたら、顔を包み込む黒髪が!右と左の毛先が顎の下でくっついた!のりまき!
ということで、普段の太めの筆で顎側に払ったようなデザインとは打って変わって。
太めの筆でギリっとトメたようなそれは、横顔を観るにつけ左右どっちも末広がりで、縁起が良かったです。
広島のヘアメイクさんとの握手会があったらありがとうを言うためにループしたいと思います。

やっぱりステージのスケールがデカイと竿隊が出ていらした時に、ドドン!ってなっていいですね。
悪の秘密結社ですこんばんは!という。
開幕にあたって既に感激している私がいます。
平日の4時、誰が来るというのだろう…って うふうふしてたんですけども、ふつーに客足はあって、さすがはクラッシュ。
徐々に徐々に客席のボルテージが上がっていく感じが観られて良いライブでしたね。ぶるんぶるん。

一曲目からこんなはずじゃなかったんだ!で 笑って参りましょう!
二曲目にしてまさかの オロチで 嬉しくて嬉しくて キレ気味になりました。
アドレナリンのお陰様でお脳の様子がおかしい。

何しろ広島は、総統がお元気でいらした気がする。
総統がお元気だと、お客さんが困惑してようが取り敢えず何とかなります。
MCの入りで総統の動きを完コピしたクラオカさんが背後からついて来てることに総統ご自身が気づかなくとも、何とかなります。
クラオカさんのギターを突っついたら、割と丁寧めに拭われても、何とかなります。
お立ち台の上に立つ総統のそびえようが見どころだった。貴い…

夏をぶっこわせ!の。
どおんどどんどん!どおんどどんどん!
と盆を踊りましょうとの振り説明で。
総統の どおんどどんどん! がどんどんお祭りさに長けて上手くなっておいで。
その日々進化する どおんどどんどん!に合わせて、
真顔で輪になって踊るメンバーさんが、その土地土地の不安感を掻き立てに掻き立てて。
そのまま デェンデデンデン!デェンデデンデン!って思ったより全然音の重い、 
もしかして:このフレーズ暴れ曲で使ったら代表曲になりかねない
くらいの聞く側の耳にグッとくる パワーのある 体馴染みのいい昂揚感を産むあの名曲へ…
という流れが非常に洗練されていていいです。いい意味でちょっとこわい。急だから。
でも中に混ざっちゃうと ついつい高笑いが出る位楽しいですよ。アハハハハハハハ!こわくないです。

ヤグラの方に岡山では、エアーを極めよう。ゴールデン…。あの白塗りを負かしてやろうぜ。と仰せだった総統が。
広島では、いいね。センスがある。お姉さん来年のクラッシュに出てるかもしれない。と詰めてて、
余所のバンドの客層に多少無理めでも絡んで行くエンターテイナーさ。不屈。ガッツマン。

曲中、マイナスさんより 小川さんが踊り子として召還されるんですけど。いいですね。
予想外のところでドドスコを観ると思ったよりショッキングだなって思いました。
岡山で、ここだけ振り付けが途切れていて珍しいこともあるもんだと思ってたところが、スーパー小川さんタイムだった訳なんですけれども。
一番での見せ場が終わって帰ろうという小川さんを早足でハッキリと歌いながら追う総統。
確保して連れ戻す総統。
既に困憊の感の伺える小川さん。
持ち場を守れと言わんばかりの総統。
二番でもドドスコ。の流れが こわかったです。いい意味で。
ミドさんが小川さんのドドスコに体勢を合わせてサポートしていらした。やさしい。ステキ。ミドさん イズ サイコー。
でも、総統が
「勝手に出て来たんだから帰っちゃダメだよ」
みたいな感じで小川さんを たしなめた時に、
「いや、だって、無理やり、」
みたいなことで、
ぶうさん と そして、ミドさん を小川さんが指差したのをその場の全員が観ていたんですけど。
何のことだかわからなそうにしておいでのミドさんが かっこ良かったので、それより大切なことなんてないじゃないかと思いました。

あと、間奏で、ステージの上でもメンバーさんが盆を踊っていらっしゃるんですけど、そのスピードが客席と大体一緒なので、なんだか不思議な一体感が得られます。
えんそくさんと盆踊りをした。という夏の思い出が作れます。


夏の思い出といえば、
広島改造人間で観られた、
おもむろにJoeさんが勿論、ギターを弾きながら、クラオカさん前で くるんと踵を返されて、
こう、クラウチングスタートのような格好でね、客席に背中を向けられて。
なのでJoeさんがクラオカさんのギターをクチで爪弾く感じの体勢になられて。
そして、クラオカさんがカッコイイ顔をなさる。という。
全く新しいスタイル の ホモズさんによるパフォーマンスが。
ぶっこまれていましたけれども。
や、わからない。度々あるのかな?私は初めて観測しましたけども。

もう鬼気迫って言いますけど、夢じゃないんです。信じてください。
くるんっ、スッ、キリッ。に、ぶっちゃけパンっ!したので。
あの時霧散したものをかき集めて今私はレポのようなことをしていますよ。
ね、あれがホラ、お客からはなんかこう、リップサービス的な、構図に見えたんだけれども。

でも、多分違うんだろうなと思います。

なんか、だって、何しろキリっとされてましたし。
立つホモズ跡を濁さずというか、まじで何事もなかったかのように。
直後クラオカさんがJoeさんのお胸にツンツンして、その心キャッチしてたので。
私は、…………え! ってなりましたけど。
あの忙しい改造人間の曲中に、当分下手に掌を翳して立ちすくむというタイプの崇め奉る祀り方をしましたけど。

多分そういうことじゃないんだと思います。

なんかホモズさんは何をも 悠々となさるんで。
そして何事もなかったかのように戻って行かれるので。
割と何ぶっこんでもなんか爽やかになっちゃう人たちだなとよく思うんですけど。
クラオカさんがカッコイイ顔して、Joeさんが 楽しそうにしてたら何をしてもオッケイ。アイムファインセンキュー、エンジュー。
だから、何しろ、下ネタもキレが違います。
ぱっと見 治外法権が突如として下手に出現したかに見えますが。
 ……私の中の穢れた血が勘違いしたようだな。
って何事もなかったかのようにこちらもすぐ我に返ることができる。親切設計です。
改造人間のソロで、
お立ち台から小首を傾げて微笑むJoeさんは、センバクの頃より綺麗になられておいででした。
高潔だった。さっきすげーことしてたのに。
徳が驚異的にお高い。
この夜のことは、そうですね、平日の広島の4時ですんでまだ日の高いうちの出来事だったけども。
この夏一番の思い出になることだろうと思います。ここに記念碑を建てましょう。

あと、今日はJoeさんの立ち位置が大人気で、ミドさんがJoeさんのところに収まって馴染んじゃって、Joeさんが帰宅難民に…!なっておいでだったり。
あれ、なんか人数が少ない気がする。と思ってたら、ソロ終わり頃のJoeさんの その背後に クラオカさんが、
その曲ではライトの殆ど当たってなかったJoeさん島で、その背中を見守ってらっしゃるのが観える という AHA体験が折り込まれていたりしてて。
Joeさんの持ち場が、竿隊の間で流行っていました。か? 
パワースポットなんだろうか。


クラッシュではJoeさんTwitterやクラオカさんブログによる各所の感想声明が楽しみで。
Joeさんの140文字の中での実直な言葉の選び方に感動しますね。
今夜をどう表するんだろうってわくわくしとるんですけど。
お邪魔して体感したライブだと目からウロコのチョイスに目を見張ります。
Joeさんのお声掛け、めちゃ的確じゃないですか?
すごくないですかあれ。
みんな楽しんでくれたかな?という表現に うおー…ってなりました広島。
Joeさん センスいー…。

クラオカさんブログにも考えさせられたりしています。
鏡だ。という表現に、私はライブにおいて観測者でありたいと思うクチで。
観測してる人がいる ということが 演者の方々に及ぼす影響は、極力少ない方が良いんじゃないかと思ってたんですけど。
でも、鏡がそんなんだったらつまんねーのかもしれないのか と思って。
なんか、やんややんや して行きたいなと思いましたね( • ̀ω•́  )✧
してるけど。なんか、鏡か。って考えてます。
えんそくさんから浴びる良い影響をなんかこう、良い感じに打ち返せたらいいですね。

広島楽しかったです。
なんせハコとえんそくさんの相性が良い気がしました。スピーカーもちょうどよくでっかかったし。
全身があますとこなくさらけ出されてて、それに全員が似合うなと思いました。
多分稔さんも似合うと思います。




最後にこれ、デアゴスティーニの感想を述べておしまいにしようと思ってたんですけど。
これ。あれか、有料だからアンダーザローズか。
まじか…えっと…そうですね。
あ、今回はクラオカさんの担当記事なんですが。
こんなところで、そんな肉の画像を観るとは 思わなかったですね。
あと画像がホテルでのものだったりもするので、なんかそれだけで まじか……ってゲンドウスタイルに入りますし。

あと、クラオカさんって多分その着想の自由度の高さ とか サービス精神の豊かさ とかから。
すごく語彙が、読む人で よく考える人なんだろうなっていう、驚きのチョイスで 語感とかテンポのいい文面を作る人だなと思うんですけど。
その感性の賜物なのか、狙って出せるわけではなさそうな奇想天外さとかあるじゃないですか。
それは すごく意図がハッキリしているブログという媒体でも発揮されている特殊技能なので。
それが ご本人も何を書いたらいいかわからないと仰せの 何でも書いていい状況下に置かれて 有料の文章を。
というところから出来上がっているものなのかと思って読むと、
やっぱりすごいですね。
読みごたえが。
なんでだろ…!って顔を両手で覆うのを、読み終わるまでに何回か経ます。

クラオカさんは 頭の中の考えを、読む人が面白がるようにダイナミックに表現する文系の方というイメージなんですけど。京極夏彦派。
Joeさんは 頭の中の考えを、読む人の為に一旦濾過してから緻密に文章化する理系の方なのかなぁと。森博嗣派。かなぁと。
前のバンドさんのブログを拝見してたりしてて 思うので。
ホモズさん 左右対称なところがありませんかね。
Joeさんのあのアンニュイな 並々ならぬ儚みをたたえた文面をしたためる感性が、えんそくさんを経ることで何がどうなってるのか、
とても楽しみな来週ですね。