8/13 名古屋M.I.D【k】


かんがえるな…!
感じるんだ…

ミドくんはそんなトリガーハッピーエンドなところがカッコ良いんだろうが…!!!!!!

カフカです。

あれはガネーシャか!
商売繁盛と芸能の神のガネーシャなのか!!
肩のオッサンはじゃあなんだ!!!
なんか動悸が収まらねえよ!!!!
って戦闘員から他バンギャまで昨晩から一時たりとも休むことなくラインが大繁盛しているよ。
アイコンの小脇の数字が見たことない数値にのぼってたよ。

えぇぇ( ˘•ω•˘ )

浪々と歌い上げる キチガイのメシア の脇を固めるのは ホンモノの皆さんで 特に上手には キチガイの王様がいらっしゃるのがえんそくさんのかっこいいところなんじゃないかな♡
えんそくさんの底のしれない こわさ の根源はぶうさんに見せかけて みどさんの本領なんじゃないかな♡
メルシーメルシー♡



さて、名古屋ミッドさん 上下へ横断するように伸びたPA卓が気合入っている音の良いハコだなぁ。
技術さんの「はいいきまーす。」とかが聞こえて来ますね。いぶし銀だなぁ。

クラッシュ 見れば見るほどたまらんツアーですもんね。
ちがうもの。魅せるもの。
名古屋は、えんそくさんがトリだったので、全編に立ち会わせて頂いたんですけど。
捨てるところがどこにも無い。
熱さとユルさが良い調和で保たれていて、イベントとして質が 規模を問わず高いなーと思いました。
アーポの諸大御所さん方を観ていると えんそくさんも 行く行くは こうなって行かれるのか…って思います。
でも、これ、エンターテイメントというか、皆さんある程度天然のノリでやってらっしゃらないですかね。
常識とか 多少アカンところまで脱ぎ捨てる必要ないですか。
えんそくさんが ここよりもーっと気狂いの方向に ビューン!したら一体どうなってしまうというのか。
しかし売れて一回 ドン…!って行っとくと音楽に対してこんなにも自由でいられるのかと、心踊るアンコールわかすダーンスダーンスダーンスヒャウィゴーですね。
知ってるかな?これは何才までの前で通じるのかな?


こんなにも総員 ホンモノだらけのイベントで キャラの立つように揉まれたならば、あんまり怖いものもないような気がする。


そんなことで 客席の支度がパッチパチに整った状態でのトリだったんですけれども。
客席にも味方陣営が多いと やっぱり心強いんですよ。転換中からすでに。
SEと同時に上がる腕が多いと ふふふふふってなります。


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園児一同 以降の余所様の動員をテキ屋さんに任命してしまわれる総統の機転も絶好調でしたし。
「あなたはチョコバナナ屋です。」の破壊力。

インナーに白いダッコTをお召しのクラオカさんは、思考回路がショート寸前のシド・ヴィシャスみたいだ。
楽しんでくれよ、さもなきゃくたばっちまえ。

えんそくさんのライブは、このお二人がザクっと刺したところを、ミドさんJoeさん が締めるようなところがあると思うんですけど。
名古屋では こと ミドさんJoeさんが瑞々しそうで。
ミドさんは ご機嫌な狂人みたいで。
Joeさんは ぶっ壊れたお人形さんみたいで。
こうなると ステージ上のドッカンドッカンぶりが桁外れる気がする。

ニヒルなミドさん 傾城のJoeさんが良さそうにしておられるライブは 客席にも安定した狂気を伝導します。
ぎゃー!ワンマンみたいだな٩( 'ω' )و 
東京ほど慣れた土地じゃないのに、堂々とぶっ飛ばしておいででした。


畳み掛けるような喜ばせように散々楽しんだ挙句、暴れ曲セットリに喜び勇みすぎてマジで覚えてません。
正直、あっつくて空気が薄くって、楽しくて楽しくて頼もしかった記憶しかない。

MC大爆笑した覚えがあるんですが、いくら思い出そうとしても カフカは 聴覚の記憶がシュッ…!してたので 各所のレポマスターのものをご参照ください。
パーン!しておいでの総統の絡みに唇を上下くっ付けて笑いを辛抱するクラオカさん。
勇猛果敢な総統の絡みを毅然とスルーするミドさん。
その一連を少しばかり不思議そうに見守るJoeさん。

アーポ界隈では若手なのかな?なんですけれども、
えんそくさんのこの 大人がキチガイやっている感じがとても好きだなー。
全能感でビッグマウスをかます若者とはまた違った風情があるじゃないですか。
深みのあるキチガイぶりと言うか。

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ちょっとイカレちゃったキャラクターを、と思うと普通みんーなして、
激情型の先天性社会病質者:サイコパスを演じがちだとおもうんですよ。
でもえんそくさんは一味違う。
劇場型の後天性社会病質者:ソシオパス 寄りの人格破綻を体現してるなってメンバーさんもいらっしゃる。
サイコパスとソシオパスが組んで連続殺人鬼とかになるとマジで止まらないからほんと厄介。
ってクリミナルマインドで言ってました。

アナーキー”とは挑むことで、社会に挑む最良の方法は コメディー だ。
ってピストルズのジョンさんも仰いましたね。

正義は悪への憧憬により産まれ。
悪は正義への反感により生じる。
とか言いますけど。
悪魔的なデコレーションなんてヨソに比べたらそれ程盛大なわけでもないのに、どこより悪役が似合ってしまう。
じゃあもうしょーがねーやって。
開き直って悪の専門家やっちゃってる感じ。
死ぬほどアナーキーでかっこいいです。


ぶっ壊せの セイ!セイ!どんこどんこ しとる時の両端 ミドさんクラオカさんがバッタバッタしておいでなのが すこぶるお祭り感ある。やんちゃ大賞。かっこいい…

ブルーハーツのJoeさんステップが前後左右フル稼働する感じになっていた…!
クラオカさんにあっちね?ってするも、伝わらなくて ちがうちがう!ってなる一コマも。うるおうー。

どこかでソロ中のJoeさんのスカートのパニエの中に、お立ち台に腰掛けたミドさんが外向きに入って 目隠しトカゲパンクさんで曲芸みたくベース爪弾いてらした。Joeさんは、減るもんじゃないから。みたいな様子だった。かっけー…

どこかで、どこかでばっかりだな。
どこかで竿隊が一斉にターンしてたのがV系のど真ん中でテンション破裂した。
それ ゔぇるさいゆさん とかで観たことあるがね…!
今まで見た一斉ターンの中で一番スピーディーだったがね…!
えんそくさんは本気なんだなって…!


ミドさんの表情がすこぶる豊か。
きゃー!ってしてたり。
いー!ってしてたり。
ニヤリ してたり。
ふふん してたり。
バシっと掌を悪のマスクにして開いた指の隙間から客席を除き見てたり。
ミドさん楽しそうだとうれしいうれしい。カッコいい。
えんそくさんの、特にミドさんのカッコ良さって言葉はいらない感じで文章化が難しい。
カッコいいに集約されてしまう。
だってアボカドとミドさん嫌いな女性なんかいなくない?
絵描きのお客さんがいっぱいつきますように…†
名古屋では客席に微笑むにしてもなんか臨場感が違った。楽しげ。
ベース立てて弾く姿が名古屋ミドさんのベストオブかっこいいだったけども、もう ミドさんが楽しそうならばなによりで ぶっちゃけもうそれだけでもう、みたいなところあります。


Joeさんもすげぇかった。ものすげぇ可愛かった。大変だ。
客先まで出て煽る煽る。下がったら下がったで走り回る。気まま。お元気!
頬に人差し指を添えて虚空を見つめて ん?ってしたり、えへって笑ったかと思ったら、壊れたみたいに脚跳ね上げて、床を何度も何度も蹴りつけ蹴りつけされておいでだった。
無邪気な笑顔で狂気溢れかえらせておいでだった。
うるわしすぎない?
Joeさんは男性体組と同程度、すんごい動いてるのに、暑いはずなのに、涼しい顔してるのが最早 驚異的だと思う。
さっきまで音楽家の顔してギターと向き合っておいでだったと思ったら、不意に 寓話の中の狂ってしまったお姫様みたいにお澄ましして、お立ち台では少女性の塊みたいに微笑んで えへへ ってする。
なんで女性が本能的に惹かれて、憧れざるを得ないるものをそんなにご存知なんだろうって感激する。
サイキックでもあらせられるのか。


名古屋のクラオカさんは全体的にダンサブルだった。
ツンドラの見せ場、入りからして背泳ぎのポーズ!いきなり初見ですが…!って、ん!ってなった。なおかつ可動式でいらした。
即座に順応している下手ガチ勢のガチさがまばゆかった。
拳トントンがはじまった時安心した程だったけれども、そういえば拳トントンだって十分 他所様には物議を醸すんだろうなとハッ…!とした。神懸かりさ。
どこかで 鋭利にした片手で…こう…天を、テンポ良く衝くようになさりながら、腰が こう…HGのように稼働している全く新しいタイプのパフォーマンスをなさっていて、なんですって…!っていう、全くの想定外に膝から崩れた。
あれは正直 神々しいオブザイヤー候補だなと。
ちがうんです。かっこいいんですクラオカさん。あれ程ギター弾きながら ステージングでは 縦横無尽にそりゃあもう手足千切れるんじゃないかって程の稼働領域限界まで達してらしてて。
後半の肩で息をする男ぶりの良さとか、直視がはばかられるほどなんですけど。
しかしまたひとつ、神に度肝を抜かれてしまったな。って。
ああいう風に私も生きたい。


最近とみに、ぶう総統は全体の絵面を鑑みて動いていらっしゃるように感じる。
客席から観た時の全体図が モニターを通して頭上に浮かんでるような均衡の取り方をされるなー。と思う場面が度々あった。
攻撃的な楽曲の時なんか、竿隊がブチ切れたように大乱闘クラッシュブラザーズしている時も、総統として場のムードを取り仕切るようにどっしりと構えておいで。
MCも友好的だし、何せ場の空気を直接的に取り仕切るのは いかにも ぶう総統であらせられるのだけれど。
お邪魔したクラッシュでは特にその責任感が垣間見えるようで、日に日に背筋を伸ばしておいでな気がする。
総統の背中についてゆきます。


えんそくさんは観るたびに表情が違うけど、めざましく上り調子であるのだけは確かで。
可能な限りを叩きつけて爪痕を遺すようなライブなんて、昨今中々お目にかかれるものではないし。
都度都度 伝説的だなと思えることがありがたい。
元気になっちゃうな。


今回の名古屋もなんだけど、何気にえんそくさん名古屋での公演日程が、ど平日だったり天候最悪だったりで、割と勇敢なところがあると伺ってて。
この度も例に漏れず、 交通機関は麻痺気味で、金券不可ていうか満席の新幹線はもちろん、バスの価格が年に一番の価格を叩き出してるお盆。

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この通りですんで、下手を中心とした戦闘員の埋まりようになんか うふうふしてしまいましたね。

えんそくさんは、お客さんへの信頼が厚く 1軍ゾーンまでをバンドの構成員と捉えているような演出がすごく多いと思う。
ツンドラはその中でも最たる一体感を要する楽曲で。
それが、ホームの関東戦闘員には正直 ううん!な筈のこの時期の、しかも名古屋で成立するなんてすんごいことなのではと。
みんながみんな私みたいなアウェイフェチではないと思うんで。
んー⁝(ृ `ᾥ ´  )ु⁝って人の方が多いと思うんで。
ツンドラが完成する程に、名古屋で受け入れられているならばそれはすんごい武器なんじゃないかと思うた。いける気がする。


そして何しろ、デジデリオの格好良さは筆舌に尽くし難いものがあるんでないでしょーか。
本気のデジデリオはさ、場を飲む。
演奏と声のバランスが 静止と陽動のバランスが 絶妙なステージを造形する。
このバランスの良さはもはや偶々とかではなしに、意図的に構築されているものなんだと得心がいった。
これは ひょっとするでしょーがと、えんそくさんの先行きに期待を寄せさせてくれる要素として デジデリオが出来るバンドさんだもんなー。ってのも一つある。

曲はライブによって育つという表現があるけれど。
デジデリオ は、えんそくさんの主力商品である ライブでの大騒ぎ、
“笑え!!”っていうメッセージ性を帯びた陽性、
そのトランス状態の中においてコントラストのどぎつい異彩を放つ。
一曲挟まれるだけでぐっとライブの作用対象を広げる曲になった気がする。

同じ惡童収録の 白いテレビ は初っ端からお強かった。
ぶうさんがエディットピアフみたいにみーんなの視線を集めて内側から痺れさせる。場が息を飲む。あんなに男性的なぶうさんが歌姫みたいに見える。
今までどこに隠しておいでだったのか溢れかえる聖性。
歌唱力を見せつける意味では白いテレビが最強なのかもしれない。

ただ、いかに良いライブであっても、顧客以外のバンギャに 聴かせる というのは実際ほとほと困り果てる程に難しい。
けれどデジデリオの清濁併せ呑んだ感じ。
これは聴き入るバンギャも多いんじゃなかろうか。
一度振り向かせて あれ?うまくね?と思わせられたならまた一つそれはキッカケたり得る。
知って喜ばれる層に知ってもらえるかもしれない。
その入り口に デジデリオ はうってつけなんじゃなかろうか。
寒色の照明を浴びて えんそくさん 全員が織り成すその世界観は、アンニュイでやり切れなくて どこか狂気的で、なにぶん美しい。
雄々しさ 猛々しさ が前面に出ているのが えんそくさんのバンド色なのだけれど。
普段秘めた部分だからと言って、無理をしている印象も 柄に合わないようなこともない。
各々方のステージングに研ぎ澄まされたキャラクターがまざまざと反映されていて。
多角的でありながら、一つの大きな放流を生む。
えんそくって大体こんな感じでしょ。 って外様の心を閉じる固定観念を、内側から倒壊させるには これなんじゃねーかと思った。


名古屋は相変わらずステージ各所で色んなことが巻き起こっていたんだけど。
なんか、ただの感覚の話なんだけど。
それぞれのベクトルが同じ方位を指してるようなまとまりの良さがあったように観えた。
別に大人しかったなんてことはさらさら無くて、そりゃあもう各々方が、四肢とか血管とかブチ切れるんじゃないかって程に。
ライブに全神経を使ってる様子が感動的で。
何というか、ひょっとしたら えんそくさんは バンギャに バンドは消耗品じゃないってところを 証明してくれるんじゃなかろうか。
そんな希望を垣間見た気がする。
何にも縛ることなんかできない神々っぷりで。
これまで通り正々堂々、やりたいことを てらいなく やって頂けたらいいなと思った。
ギャはその背中についてゆけたらいい。
思考は現実化するそうだから、好き放題音楽やって死んでゆける位に売れます。っていうのと併せて そう信じていようと思う。
良ーいライブだった∠( 'ω')/