8/19 池袋 Black Hole【k】



「殺して山に埋めるぞ!!!」
という総統の煽りが最高にエッジィで。
いまテレビつけた人 ほんとびっくりするからね?
ってカフカの頭上で土田さんがコメントしてました。

九死に一生を得た、カフカです。
衝撃映像 100連発。





めっっっちゃ楽しかったですねブラホ…!!!!
なんか夢のような対バンでした!
お祭りなんで対バンじゃないんだと思うけどでも、いやでも対バンってこんな感じ っていうカフカ的に理想の対バンで。
定期的に観たいほどですこれは、
チケ代7千円くらいまでなら払います。はたらきます。

シャンティさんなんか キラキラ盤の最高峰で、次の黒執事のOPとかやってそうだし。
マイバクさんとか 暴れ盤の一番鋭利なところにいて、今一番ヤバい現場とかすぐ言われ出すだろうなってヒリヒリ感で。

空間掌握能力の高さが、お二組とも半端ではない。
さすがの風格。

なんかバンギャがよくケミカルさんのことを。
センス良すぎて通えんかった。って言うんですけど。
なんそれ。って思ってたんですけど。
こーー…ゆーー…ことなんですねー…。ってなりましたね。

V系の対バンて 如何に客の心を捕らえるかが勝負の魔法大戦争なところがあると思うんだけどもさ。
今回のお祭りはまさに、どちらもバンドの勢いとお客の仕上がりがトップクラスな印象で。
だからまた、バンドもそのファンも お客さんの参加意欲の持って行き方がうまいうまい。
まー…ウデがちがうぜ。

だったもんで 先攻二組が凄すぎて、
あと単純に 人口密度 と 室温 がバカ高くてお客のHPがガッツリレッドゾーン。
もうほぼ全然ないっていう苦境だったりしたんで。
正直、この後えんそくさん どう やらかすんだろうってウキウキだったんだけど。
ここで まさかの ユルい寸劇しかないんじゃないかと。一周して。
って程だったんですけど。

さすがの 孔明ぶりでしたね。

『フェス感』

そこは確かに、他の追随を許さないえんそくさんの真骨頂ですから。

楽しそうにモッシュさせたらえんそく界隈の右に出るものはいなかろう。
出番終わりまでには ブラホ屋内に いたく幸せな空間を作り上げて、しっかりえんそく色に場を染め上げていて。
つえー…!!!ってなりました。
ウデがあるぜ。本気だぜ。

なんか多幸感ありすぎてちょっと泣きそうになりましたけど、いい加減脱水症状気味だったので無事ことなきを得ましたけど。
やー…かっこよかった。

もちろんうちのバンドさんが一番かっこいいけど、
よそ様もカッコよかったね( • ̀ω•́  )✧
っていう みんながみんなカッコいい対バンだったように思います。
お客さんも含めて。


こんなに楽しいことない位楽しかったナー。しみたナー。
まさかゴードンくるとは思わず。
しかもご本人が登場するとは思わず大喜びしてしまったりもしたんですが。
安心と信頼の4番。
ただもう、汗かきすぎて髪の毛が束々の中
「ゴーーーーーー…!!ドン!!」
すると、
顔に髪がワカメみたく貼りついた状態でオモテを上げる感じになりますから、
帰って来たバンギャルラ。みたくなるんで。

テレルナー。
コレハテレルナー( ˘•ω•˘ )
ってなる程でしたけどね。

あの瞬間 あまちゃんのハコ詰めみたいだったに違いないな。


めっちゃ楽しかったですね。ブラホ。
なんか、チケットのハケ方も配布開始早々瞬殺で、
もちろんケミカル勢の皆さんが主役なのは大前提ではあるにせよ。
この日に備えてたえんそく勢もね、1月の七日間戦争の感覚に比べると生き馬の目を抜く争奪戦ぶりに、ビク…っ!っとしたと思うんですよ。
だから、しっかり記憶に残そうと思ってたんですけど。

いやー…
マジで、
ぜんぜん覚えてないですね( • ̀ω•́  )✧

ちがくって本当に、本当に熱かったし、あと暑くってさ。
ごめんってば、ほんとにごめんってば(´;ω;`)

でもさ?
夏だからって言ってもさ、対バンであんまり前髪なくなることなくない?
私久しぶりにツケまつげが首の皮一枚みたいな残り方したもの。
ディルのハッチかな?と思う程だったもの。

だけど、
ここ一番でのえんそくさんが すこぶるカッコよかった事だけは確かでした。


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やっぱり、主役のJoeさんは、なんかいつにも増して魅力的だった気がしますよね…。
カッコよかったな…

何ですかね、言い表す言葉を知らないんですけど、この日のJoeさんは、ケミカルのJoeさんが見せる えんそくのJoeさん、みたいな深みがあって。
Joeさんが積み上げてきたものが見えるようで、客席からもケミカル勢の方がJoeさんに寄せる信頼みたいなのもすごく感じられて、えらい感動的でしたね。
表情も立ち振る舞いも、なんか普段のJoeさんに増して 色っぽいんですけど 男性のカッコ良さもありつつ どこか紳士的で クラシックな雰囲気というか。
えんそくのJoeさんに 憂鬱さはないんですけど なんか、やっぱ。
あのバンドでギター張ってた人なんだもんなぁっていう 説得力に満ちてました。
Joeさんってかっこいいし、静かな迫力のあるすげーギタリストなんだもんなーって。
その凄み みたいのをたたえながら やっぱり場を乱さないから Joeさんって本当に凄いなー。
同窓会おめでとうございます。

ケミカル勢の方々ってやっぱしセンスがズバ抜けてらっしゃると思うんですよ。
そんで多分、その人たちが中心となって担ぎ上げてる2バンドさんなんですよね。
だからと言っては何ですが、どのバンドマンさんも みんなみんなカッコ良くってビックリしてたんですけど。

カッコいい…ってしに来た方達に、えんそくさんのライブってなんというか 少なくとも想定外ではあると思うんですよ。
それなのに、後半のモッシュ曲ラッシュでは、
後ろから見守ってたお嬢さん方も、服装的に 大丈夫?モッシュ嫌いじゃない?っていうすげぇ可愛いお嬢さんもシュ…!っとモッシュゾーンに飛び込んで来てくださってて。
フェス感の輪をどんどん広げてくださってて。
Joeさんのバンド も 楽しくやってます感が伝わったのではなかろうかなって。
なんか うるっと来ました。

こんなに勢いのある実力派だらけが揃い踏みするとか 
なにしろJoeさんのお人柄ありきなのではなかろうかと、
だもんで、素敵なイベントをありがとうございますですね。
素晴らしいものを見せて頂いたな…。


あとねあとね、オフ明けのミドさんはカッコ良さ倍増しでいらした。
キラッキラでいらした…!!

もー…タトゥー事変で、
私ミドくんの心の闇に気づけなかったのかもしれない(´;ω;`)
ってスンスンしてた勢の方、ご安心ください。
ペン画のようです。
後半流れ落ちていらっしゃいました。

あの一日で各所のバンギャが、
刺青を入れた後どんなケアが必要で、
どんな点に気をつけるべきか、
そしてどんな種類のタトゥーがあってライトなタトゥーは数年で消えるってところまで、
ものすごく刺青への見識を深める良い機会となりましたね。
また一つ…夏の思い出を下さったえんそく様に感謝…。

愛されミドさんのご活躍は やはりどう見てもまばゆくて。
多少トラブルあっても、あるよねー!的な器の広さを見せておいでで。
なんかノビノビとスパークされていらしたなー。
打ち上げ花火的な華やかさあったなー。


今回のお祭りのクラオカさんの、お祭りっぷりったらなかったですね。
宮川大輔さんか クラオカユウスケさんかくらいのお祭り男っぷりだったですよね。
煽り散らかして そしてまた 踊り散らかしておいでだった。
とどまるところを知らない。

それなぁに?それなぁに?ってなるのが全編に渡って散りばめてあった気がするんですけど、それらは最早 ちょっと言葉なんかで説明できる素敵さでは無いのかもしれない。
鮮度が損なわれるのかもしれない。
クソ…!絵がかけないから…!
無力でごめん(´;ω;`)

なんか1999の先導フリも誰もついていけない変則を突っ込んであったし。
もうぶっちぎりでゴールなさってたし。
だし、ラップゾーンでクラオカさん、声がジブラ氏みたくなるじゃないですか。
ミドさんはオレンジレンジの高音パートの方みたくなるんですけど。
クラオカさんあんなにキングギドラみたいな声してるのに。
ジェネレーション…!つって。
にっちもさっちも…!っつって。
なれど、なんか動作に、回転とヒネリが加えられてて、お立ち台の下手側半分しか足場の無い人とは思えないほどの強烈なクラオカワールドを展開していらして。
この声あの人が出してるんだよ?すごくないですか?って囁いて回りたい衝動に駆られました。


総統はそしてまた、いつにも増してキリっとされてましたね。
Joeさんの同窓会ですから、ここでJoeさんに花を持たせてあげられるかどうか、
ケミカル勢の方々に なんか幸せそうで良かったですね。
と思って貰えるかどうかがかかっている夜だもんだから。
なのかなー。って、素敵な緊張感だなーって うふうふしてしまいましたけれども。

MCにて総統が オロチのフリを引き合いにだして、
「私にとってこの程度じゃあ 変なことしたなんて内には入らないですから。」
みたいな感じで 正々堂々言い放ってらしたのがとてもカッコよかったですね。
気遣いの男です。
*今からもっとヨクワカラン事態になりますという そういう注です。優しさの塊です。

「えんそく楽しんでますか?」
のマイクパフォーマンスで、初見の後列ゾーンに問いかけるも声が遠く。
目を閉じ、翳した掌で心の目を開いた総統が、
「聞こえます…あなた方の内なる声が聞こえます…えんそく、楽しんでますか?…よかったです。楽しんでいるようですね?」
って宜保愛子スタイルに入っていて、いやぁ…天才だなって…感じいるものがありましたね。
よそ様に気を使わせない。
殺して埋められたのを、蘇らせては、また埋められてえのかと クワ…っ!っとしてみること幾度か。
しかし、いつでも入って来て良いんだぜ という総統のその懐の深さが現れた 素晴らしいカワイガリでした。



この度はいつになく男性のお客さんが多くて。
セッションの ぶっこわせ!の盆踊りタイムでね。
外周を回る男性がステージに手を振ったらば、
ミドさん ステージの上の輪を抜けて、
上手から走り寄って身を乗り出してお客さんの男性に 至近距離で バイバーイ!ってしてらした。

もーディズニーランドかと…!!
ミッキーさんかミドさんかみたいなところあるじゃないですか。
かっこいい…!
と思ってたら、

下手の方ではマイクスタンドが事故って、クソ…っ!ってなってる総統がいらっしゃいましたね。
総統!総統だいじょうぶですか!総統!総統!

ぶっこわせのあのエレクトロリカルパレード感。新しいし。すごくいいなって再認識しました。


ぶっこわせ始まる前に、
ニコニコ ミドさんが、バチある?バチ、ある?って下手にずーっと わちゃわちゃしたジェスチャーで確認取っていらして。
それに クラオカさんが、元気いっぱいなジェスチャーでお返事してらしてて、ヨッシャー!みたいな。イェーイ!みたいな。
笑顔の絶えない職場です みたいな絵面になってたんですけど。
ミドさんが、人口密度の高いステージを下手に抜けてバチを取りに行こうとしたクダリで。
クラオカさんがバチ用サイリウムを バキっと腰入れて折って、あるよ!ってしてて。
おーさすが!!!ってなったりしてましたね。
ミドさんとクラオカさんマジでかっこいいからなぁ…男性だよなぁ…いいネ!しか押したくないもんなぁ。
この間総統が シャンティーさんマイバクさんを呼び込んでMCしてたんですけど。
「真っ白 と 血まみれ って相性悪いんじゃねーか?大丈夫か一緒にして。」
みたいなもっともなことを前フリで仰ってたんですけど。
シャンティーさんが血みどろメイクで登壇なさって、純白の衣装のままで。
豪胆なところを見せつけていらっしゃいましたね。
そして 俺にも振ってよ とまったりしたテンションで言う てんてんさん 相手に、
「てんてんさんは NG多すぎるから、歩く地雷原。人生NG男だから。」
みたいな畳み掛けをなさって。
気を使った結果すごくスレスレなラインまで突然ぶっこむ流れになって。
総統が振るう蛮勇に惚れ惚れしましたね。
その後すぐに 盆踊りは 客席で踊るの?っていう天然をぶっこんで気を使わせない てんてんさんの バランス感覚も素晴らしかったっすね。
ぶうさんによる 伝家の宝刀 綱渡りみたいなMC 近頃なかったので、すんごい見どころだったと思います。
さすがの弁舌冴え渡っておいででした。


あとやっぱり、ぶっこわせで言えば、
下手で客先まで出てたJoeさんを、
後ろからハグした てんてんさん を、
クラオカさんが更に後ろからハグしたところ。
振り返った てんてんさん がチューなさって、クラオカさんが完全に素の驚き方をなさる。という。

夢のような一幕もありましたね…
神様にはほんと感謝してる(´;ω;`)

そしてマイバクの方々は、割と性感帯に対してアプローチがダイレクトだなと思う場面が度々散見されましたけれども。
ああいうのを江戸しぐさっていうのかな?
それを、ハイハイ、といなしてあげるJoeさんの女っぷりの良さと。
ビックリしたり乗っかったりして ほのぼのさせてしまう クラオカさんのなつこさになんだか。

えんそくさんの下手を務めるというのはつまり、すごいことなんだな…って再認識しました。
今人生に絶望している人とか、いると思うんですよ。
でも、生きるってことを諦めてちゃもったいないです。
なんか、世界が平和になったらいいなって、ホモズさんのご活躍を観ていて思いました。
来たれクリエイティブ腐ギャ層。アイホープソー。


ぶっこわせだけでこれだけ出るってすごくないですか。
大盤振る舞いだったなブラホ。
並々ならぬ感謝祭っぷり。
寺子屋さんの本気。



えんそくさんてすごく男性的なんだけれども、それは性的というのとは違って、どっちかっていうと神話的なところがあると思うんですよね。
浮世離れしているというか。
そこが2バンドとのコントラストでまた如実に現れた、
V系にはこういうカッコ良さもあります。」
というところを提示できた良いライブだったですね。

何度も言うけど、2バンド終わった時点で、ピンチフリークなカフカはワクワクしちゃってたんですよ。
やばい!今日は本当にやばい!って。
シャンティさんで上がる腕の華やかさとか。
マイバクさんで起きる本気の合戦みたいなモッシュとか。
よそ様の客層のレベルが高いから。
どっちのバンドさんも従えてるのは バンギャの中のバンギャで 百戦錬磨のガチ勢に見えたもんで。

なんせ、バンギャはそもそもネタバンが嫌いだったじゃないですか。
数年前までみんなして鼻で笑って睨みつけてたでしょう。
面白いV系が一般社会で市民権を得たからって、気高いマイノリティーからの評価が軟化するわけではないし。
彼女らは別に食わず嫌いしてるのではなくて、有名無名に関わらず知ってて へぇ、そうですか。ってしてる本物だから。

swよりよっぽどの大一番が、まさかこんなところでお目見えとは。

それでも、そんーな 小心なこちらの杞憂なんて、
え?なにが?とばかりに そのパフォーマンスと音楽で、
えんそくさんが打ち砕いてくれたのが、
すごく感動的だったんですよ。
お強い。うれしいうれしい。
素敵なバンドさんだなぁってシミジミさせて頂いてました。

あと、やっぱりお客さんも全体的に ものっそい あったかかったですよね。
イベント自体、さすがはJoeさんの同窓会、とても徳の高いものだったもんで。
ハッピーもハッピーで こちらこそ ありがたみしかない大感謝祭でした。


すごいモノ見ちゃった…!!( *´꒳`* )